社会保険労務士の木原です
労働保険・社会保険関係の手続き、いわゆる1号業務はもちろんのこと、労務管理に関する幅広いご相談のお手伝いをさせて頂きます。
昨今、人の管理に関する問題は増々複雑化する傾向にあります。
それに伴い様々なトラブルも多発しております。
会社を守るという視点に立った規程の整備や仕組み作りは必須の課題と言えます。
また、関係法令等も目まぐるしく変化、改正を繰り返しております。
よりスピーディな情報提供サービスと的確なアドバイスを心がけておりますので、労務でお困りの際は、是非お声をかけて下さい。
最新厚生年金保険料率 令和5年3月分より適用
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最新雇用保険料率 令和5年度の内容になります。
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新潟県 最低賃金が変更になりました。859円 → 890円(令和4年10月1日から)
さて今年も最低賃金の改定時期となりました。10/1より新潟県は31円アップの890円です。去年は28円アップでしたから上昇幅が広がっています。以前、同一労働同一賃金でバランスをとっていく中で、レンジの狭い中で賃金設計を行っていかなければならないという話をしましたが、中小零細企業にとっては、増々厳しい状況と思われます。
最近は、最低賃金と生産性の関係が取りざたされています。そもそも最低賃金とは、低賃金層の所得確保や経済格差の縮小によって社会的公平性に寄与するというものですが、それに付随して生産性に影響する可能性があるという議論です。
最低賃金が上がると、そのコストアップが企業の生産性を向上させようという努力に資するというのが一つ。もう一つは、生産性の低い企業が各々の業界から退出させられる(自然淘汰)というものです。
とは言え、現実問題、企業が生き残っていく上でコストアップを生産性ですぐに埋めるのは容易なことではありません。生産性向上で追いつかない分、何かを削るのが実情と言えるでしょう。